靴下情報アラカルト

フットカバー
足部のみで、履き口が足甲部にある。 ナイロンの薄手のものから、スポーツ用では、パイルのものがある。
近年は、スニーカーソックスもこの分野に含まれる。
アンクレット
丈がくるぶしまでの短い靴下の総称。 上部を二ツ折、三ツ折りにしてこの丈にしたものも含まれる。
ソックス
短靴下の総称で、ふくらはぎまでの長さのもの。紳士ソックスは大方がこの種類である。
クルーソックス
クルーとは船の乗組員のことで、彼等の履いたソックスが原点。着脱が簡単で運動性がよいことが狙い。丈はフートサイズと同じ位 だが、それより短い丈をショートクルー、長いものをハイクルーと呼び、リブ編み、粗ゲージのコットン素材が多い。
ブーツソックス
アウトドアーでブーツの下に履くソックス。粗いゲージでウール素材やザックリしたコットン素材が中心で、ブーツ丈から頭を出す丈が必要。踵より上部はルーズ調にズリ落ちるスタイルである。
スリーコーターズ
膝下四分の三の丈の長さのソックス。 機能的には、ふくらはぎの丈で止まる長さのため、ズリ落ちやすいが、長い脛の人には美しい丈である。
レッグウォーマー
くるぶしから上に向かい脛をカバーする方式のもので、短いものから膝下までのものがある。ダンス用の保温目的のスタイルが原点である。
ハイソックス又はニーハイレングス
膝下丈の靴下のこと。日本ではハイソックスと呼ばれ定着しているが、他にニーハイ、ニーレングスホース、ニッカーともよばれている。特にニッカーはニッカボッカーという半ズボン式のものと共に着用する靴下から始まった呼び名で、登山、ハンティング、クロスカントリーやゴルフまで、クラシックなウェアリングに履かれる時に呼ばれる名称である。スコットランドのキルトには膝下丈のニッカーで折返しにフリンジのスタイルが、現代の女子高生のユニホーム等に受けつがれている。
オーバー・ザ・ニーレングス
略してオーバーニー又は膝上と呼ばれる。文字通り膝上丈の靴下。ミニスカートに対応する靴下として登場したが、スリーコーター丈と同様、歩行中ズリ落ちやすい長さだが、現在のストレッチ素材でこれをカバーしている。
ストッキング
長くつ下のことでもあり、ももまでの長さ。一般にストッキングはナイロンやシルクのフォーマル感覚のものをいう。カジュアルストッキングというと、地厚な生地で風合で保温性がポイントのものになる。
タイツ
靴下が腰部まで延長したもので、パンストより厚手のタイプのものをいう。タイツははじめ防寒用から出発したが、最近では、より薄手化し、オペーク(肌の色の透けない)タイツと呼ばれるパンストとタイツの中間の厚さが普及している。
スパッツ
靴の上から、くるぶしの上部をカバーするもので泥よけ用として出発したが、現在では足首から下をカットしたタイツを呼ぶ。
レギンス(トレンカ)
スキーパンツや乗馬パンツのスタイルから発展した、フート部分にひっかけ部分を持ったスパッツのスタイル。カットソーのアウトウェアー感覚のものが多い。