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長く使うためにFOR LONG USE

保管するときもひと工夫

保管するときもひと工夫

来シーズンもおしゃれに着こなすためには、きちんと保管することが大切です。トラブルを避けるためにも、正しい保管方法を知っておいて下さい。1年間もしまっておくのですから、その前に必ずお洗濯をして防虫剤を一緒に入れておきましょう。完全に乾かしてから保管しないと、カビや変色の原因になるので注意してください。また、時々は虫干しをするといっそう効果的です。

汚れには、水性、油性、不溶性と大きく3つの種類がありますが、単一の汚れよりも複合した汚れの場合が多いので、ケースバイケースで洗剤や溶剤を選ぶことが必要です。

保管のポイント集

汚れには、水性、油性、不溶性と大きく3つの種類がありますが、単一の汚れよりも複合した汚れの場合が多いので、ケースバイケースで洗剤や溶剤を選ぶことが必要です。

  • ● 水性汚れ(たんぱく質、汗、アンモニア、糖類、しょうゆなど) -水で落ちる
  • ● 油性汚れ(油脂、皮脂、ソース、ファンデーションなど)-界面活性剤と酵素で落ちる
  • ● 不溶性(汚れ泥、ほこり、すす、タールなど)-酵素で落ちる

保管のポイント集

防虫剤はここに注意
防虫剤は、メーカーの使用方法を守ってお使いください。また、1種類のみを使用するようにしてください。
新聞紙を活用
タンスに衣類をしまう時、防虫シートをきらしていたら、かわりに新聞紙をひくと、印刷インクの作用で防虫効果があります。
香水の空ビンを活用
空になった香水のビンをタンスの引き出しに入れておくと、ほのかに良い香りが衣類に移ります。
シワや縮みにはスチーム
きめのアイロン台にニットアイテムを乗せ、整えたい形に広げてからマチ針で止めます。スチームアイロンを浮かせながらたっぷりの蒸気をかけ、このまま充分に乾燥させます。 スチームアイロン、そのあとで スチームアイロンをかけた後は、必ず完全に乾燥させてから袋に入れること。そうしないと、ウールのタンパク質にカビが発生します。
プリント柄はここに注意
シワになったからといって、プリント柄の上には直接アイロンはかけないこと。 毛玉はむしらずにカット 毛玉は毛羽立った繊維が絡み合ったものなので、できる前のブラッシングがポイントです。獣毛ブラシなどで編み地の目に沿って軽くブラッシングして下さい。また、できてしまった毛玉は、むしらずに小さなハサミでカットしましょう。
ハンガーで防げる型くずれ
特にジャケットなどは、ハンガーを上手に選ぶことで型くずれを防ぐことができます。肩幅や、肩のカーブに近い厚みのあるものが理想的ですが、ニットは自分の重みで伸びてしまうこともあるので、長く着ないときはたたんでおくのがベターです。
タタミ方
ニットのアウターウェアのうち厚手のもの
折り目のところに丸めた白い紙などで芯を入れてあげると、たたみジワ防止に効果があります。また、着る前日にスチームをたっぷり当てておくとシワが気にならなくなります。
天竺編み等のシワになりやすい薄手のセーター
収納する時にうす紙を1枚たたみ込むとシワになりにくくなります。(下図参照)
天竺編:一列の針で編目をすべて同一方向に出した最も薄い丸編地です。
フライス編:二列の針で表目と裏目のウェルを交互に配列した伸縮性の良い丸編地です。
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